<解説>
2006年8月10日発売。
略号は「CDIP」。

第5期の第2弾となる本パックのパッケージイラストは「鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン」が務めている。

アニメ「遊戯王GX」において、ヘルカイザー亮とマスター鮫島が使用したカードを収録。
主人公の十代が使用したカードは収録されていないこともあり、前パックの反動からか、
アニメ関連カードは10枚と大幅に少ないパックとなっている。

その為、アニメ「遊戯王GX」放送期間の通常パックでは唯一、「HERO」関連のカードが収録されていない。

新たなカテゴリとして「魅惑の女王」が登場。
既存のカテゴリでは、「エーリアン」と「Lv」モンスターを収録。
また、シリーズカードでは「サイバー・ダーク」と「結界像」が収録されている。

新たな「Lv」モンスターとして、「魅惑の女王」や「漆黒の魔王」が登場した。

新システムとして、「チェーンカード」と「カードの位置」に関係するカードが登場している。
特に「連鎖爆撃」の登場により、『フルバーン』デッキは大幅に強化され、
新たに『チェーンバーン』デッキを確立させた。

第5期の通常パックの中では唯一、フィールド魔法が収録されていない。

特に高レアリティのカードを中心として汎用性が乏しいカードが多く、
発売当時は「スナイプストーカー」程度しか環境に影響を与えるカードが現れなかった。

「DUELIST EDITION Volume1」で再録された4種類のパックの中では最多となる、
28枚のカードが再録を見送られたこともそれを裏付けている。

一方、「簡易融合」は第6期に入ると汎用的な素材生成カードとして脚光を浴び、
現在に至るまでこのパックでトップクラスの評価を得ている。

時代が進むと、第9期には『メタビート』デッキで「結界像」を軸とする構築が本格化するようになり、
以後も「結界像」は強力なメタカードとして認知されるようになった。

もっとも、「DUELIST EDITION Volume1」での再録後の話であり、
登場当時は何かと肩身の狭いパックであった。