<解説>
2003年4月24日発売。
略号は「306」。

第3期の第6弾となる本パックのパッケージイラストは闇遊戯と、
「カオス・ソルジャー-開闢の使者-」「混沌帝龍 -終焉の使者-」が務めている。

原作からは闇のプレイヤーキラーと、闇マリクが使用したカードを収録。

新たなカテゴリとして「忍者」が登場。シリーズカードでは「カオス」を収録。
「カオス」モンスターを筆頭に、墓地のモンスターを除外する事を召喚条件とした
特殊召喚モンスターが多数収録されている。

その他にも、「紅蓮魔獣ダ・イーザ」「原初の種」「大火葬」「魂吸収」の様に、
墓地や除外に関するカードが多いのが特徴。

ちなみに、「カオス」モンスターの登場は、環境に多大な影響をもたらした。
その強力さからデッキの使用率のほとんどを「カオス」に染め上げ、
以降の環境でも「変異カオス」等の派生デッキを生み出し続けて行く事になる。

これはデッキの多様性を大幅に狭める事態となり、「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」
「混沌帝龍 -終焉の使者-」「カオス・ソーサラー」といった、「カオス」の根幹をなす
モンスター達が全て規制を受け、デッキ構築が不可能になるまで続いた。

カオスのインパクトで目立ちにくいが、
「怒れる類人猿」「異次元の偵察機」「つまずき」等、他にも優秀なカードや
「おジャマ・イエロー」など後のメディア展開で有名になったカードが収録されている。

このパックから収録カードが55種類に変更された。
シークレットレアと再録カードがカウントされていないのはこれまでと同様である。

また、第3期のパックにはシークレットレアが2種類以上収録されていたが、
このパックから1種類のみとなった。

再録カードはアルティメットレア仕様の「マジシャン・オブ・ブラックカオス」となっている。