<解説>
1999年7月5日発売。
全40種類のカードを収録。

台紙のキャッチコピーは、
「罠カード、魔法カードでデッキを強化せよ!!」
「融合モンスターを召喚! 強力! 融合カード!!」
 となっている。

原作において遊戯、城之内、インセクター羽蛾の使用したカードを収録。
台紙には闇遊戯に加えて海馬が描かれているが、こちらは関連性が特にない。

BOOSTERシリーズでは唯一、Vol.シリーズとはレアカードが重複していない。

後に『代償ガジェット』等、様々なデッキで活躍することになる「血の代償」が登場。

コンバットトリックとして使用できる「あまのじゃくの呪い」や、
「援軍」「城壁」の登場で、戦闘時の罠カード警戒の概念が生まれた。

また、上記3種と「勇気の砂時計」の登場により、
「エンドフェイズまで」という経過によって効果を限定する概念も生まれている。

リバース効果モンスター以外の効果モンスターが初登場した。
ただいずれもクセが強く、当時としても使い道に難儀する物がほとんど。

モンスターカード全体としても、ネタカードとして話題に挙げられる
「闇の芸術家」や「レオ・ウィザード」を筆頭に、工夫するのも難しい様なカードが大半を占めている。

そうした中、通常モンスターには「魔界の機械兵」「ヘラクレス・ビートル」
「ジャジメント・ザ・ハンド」「髑髏の寺院」等、専用デッキでの採用を検討できるものもある。