<解説>
2007年11月23日発売。
略号は「PTDN」。

第5期の第7弾である本パックのパッケージイラストは
「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen(ダス エクストレーム トラウリッヒドラッヘ)」が務めている。
(元ネタはデビルマンに登場する悪魔王ゼノンと思われる。)

こちらの通称「ユベル第三形態」の正式名称はよくネタにされており、
初見のフリガナ無しでちゃんと読めたら凄いレベル(笑)

なお2020年には「閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス)」が、
2021年には「CiNo.(カオスイマジナリーナンバーズ)1000無限虚構神ヌメロニアス・ヌメロニア」が
登場しており、「ユベル」を含めたこの3枚は遊戯王OCGにおいて、読み方をネタにされているカード達である。

本パックのホログラフィックレアはパッケージイラストの「ユベル」かと思いきや、「レインボー・ネオス」となっている。

アニメ「遊戯王GX」の「異世界編」において、十代及び覇王十代・ヨハン・ヘルカイザー亮・
エド・オブライエン・ユベルが使用したカードを収録。

新たなカテゴリとして「究極宝玉神」が登場。
既存のカテゴリでは「E・HERO」「剣闘獣」「デーモン」「D-HERO」「ネオス」
「ネオスペーシアン」「ヴォルカニック」「六武衆」が収録されている。

一方で、第5期の皆勤だった「エーリアン」関連のカードが登場していない。
また、過去のモンスターを闇属性にして効果を変更した「ダークモンスター」が複数収録されている。
シリーズカードでは「霊使い」の「霊術」が久しぶりに収録されている。

「DARKNESS(闇、暗黒)」というパック名の通り、闇属性関連のカードが多数収録されている。
その中には、墓地を活用する効果を持ったカードが多いのが特徴である。

また、全種族中最も数が少なかった「海竜族」を始めとし、「獣戦士族」「恐竜族」「雷族」
などのマイナーな種族も収録されている。

特に「超古深海王シーラカンス」が登場した「魚族」は、初めて種族統一デッキの切り札を得たことになる。
このパック以降、テーマデッキやマイナー種族の強化が行われる事が増加した。

強力な効果を持つ「ダーク・アームド・ドラゴン」を筆頭に、
環境に大きな影響を与えたカードが多く収録されている。

また、「超古深海王シーラカンス」「超融合」「ギガプラント」「終末の騎士」「サモンチェーン」等、
後にポテンシャルを開花させたカードも多い。

除外に関するカードや、トークンを生成するカードも多数収録されている。

第5期の7弾目である本パックだが、同じマイナー種族強化パックであった
「暗黒の侵略者」も第3期の7弾目のパックである。
そちらにも、過去のカードをリメイクしたカードが多数収録されていた。