<解説>
2001年11月29日発売。
略号は「MA」。

第2期の第8弾となる本パックのパッケージイラストは闇遊戯と、
「ラストバトル!」が務めている。

前回に引き続き、原作出身の新規カードの収録が無い。

「トゥーン」以来の新たなカテゴリとして、「スピリット」が登場。
また、「マジック・ガードナー」の登場によりカウンターを使用するカードも初登場。

禁止・制限カードの経験を持つカードは、
「ファイバーポッド」「お注射天使リリー」「ドル・ドラ」「八汰烏」「強制転移」
「盗人の煙玉」「王宮の弾圧」「奈落の落とし穴」「はたき落とし」「ラストバトル!」
の10枚と非常に多い。

レギュラーパックでの規制枚数としては、2023年8月現在で2位タイの記録である。

同記録1位の「POWER OF THE ELEMENTS」と同じく2位の
「マキシマム・クライシス」が共に80枚収録であるのに対し、
こちらは52枚収録なので、比率だとそれらを上回っている。

ただ「規制経験の有無」に限った話であり、後年の環境・カードプールの変化
によって許容される、または逆に規制されるという、評価が大きく変わったカードも多い。

「八汰烏」は2004年3月にOCG史上初の禁止カードへ指定されたが、
2022年10月には18年7ヶ月後ぶりの歴代最長となる制限復帰を果たしている。

一方で、「盗人の煙玉」の禁止カード指定は歴代最長となる
発売から21年7ヶ月後の2023年7月とつい最近である。

発売当時から2023年まで強く問題視されているカードは
実質「ファイバーポッド」や「ラストバトル!」程度に絞られ、
後者は禁止カード指定後に一度も制限復帰した事が無い。

真DM2にゲームオリジナルで登場していたカードが
10枚以上、本パックでOCG化されている。

再録カードはアルティメットレア仕様の
「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」となっている。